当店でお取り扱いしている多くのシンセティック・マテリアルは輸入品のため、為替レートの変動などで予告せずに価格が変わる場合もありますので予めご了承ください。ご質問やご不明な点がございましたらお気軽に当店にお電話でご連絡下さい。なおご注文の前には必ずご注文のご案内をお読み下さい。


マルク・ペティジャン社ic マジック・ヘッド(Marc Petitjean's Magic Heads) 

◆ マジック・ヘッド(全3サイズ)は、軽量で柔軟なコーンヘッドで、小型ストリーマー、ゾンカー、リーチ、ニンフ、エッグフライから大型のソルトウォーター用フライまで使う事ができるユニークなマテリアルです。マジック・ヘッド(全3サイズ)を取り付けて巻いたストリーマーは、マジック・ヘッド(全3サイズ)を後方に折り返す事で、通常のストリーマーの直線的なアクションをして泳ぎ、マジック・ヘッド(全3サイズ)を前方にしてリトリーブすれば、マジック・ヘッド(全3サイズ)が水の抵抗を受けて、クランクベイトのように不規則に揺れる魅力的な動き“ウィグリング”も演出できます。またマジック・ヘッド(全3サイズ)を後方に折り返す事で、フライのアイの部分に被せてアイを保護したり、ヘッドにボリュームが生まれより大きなプロフィールを作り出します。一方、マジック・ヘッド(全3サイズ)を逆向きにすればこれまでにも類似の試みはされてきましたが、フライの回転が難点でした。しかし、マジック・ヘッド(全3サイズ)は、素材に柔軟性もあり、フライはずっと回転しずらくなりました。マジック・ヘッドのサイズは、(S・M・L)の全3サイズです。ご注文の際にはサイズ(S・M・L)をお選びください。


商品名

モデル

サイズ

フックサイズ

個数

DF価格(税込)

在庫状況


マジック・ヘッド(全3サイズ)

R11

#14−#18

6コ

\ 825

R12

#10−#14

6コ

\ 825

R13

#1/0−#8

6コ

\ 825

マルク・ペティジャン社  マジック・ヘッド(Magic Heads):全3サイズ    各¥825(税込)


◆ 近年、管理釣り場でのルアーフィッシングにおいてフェザージグを使って釣りをする方が増えています。下の画像は、Lサイズのマジックヘッド(R13)とアーティキュレイテッド・フィッシュスパイン(10mm)を使ってフックが交換できるように工夫して作られたフェザージグ(Area Trout Game Changer with Magic Head)です。一番後ろにフックが付いているためフッキングが抜群に優れた爆釣フェザージグです。先端に取り付けられたマジック・ヘッドが水の抵抗を受けくねくねと魅力的な動きをします。速く巻いてもゆっくり巻いても回転する事なく良く動いてくれます。

下の画像では分かりにくいのですが、10mmのアーティキュレイテッド・フィッシュスパインを2本連結して、フロントのハンドメイドのワイヤーシャンクとの合計3本から作られた手の込んだフェザージグです。フロントのワイヤーシャンクだけは、オモリに使うタングステンのシンカー(バス用)を通すために手作りしています。

タングステンのシンカーを使う理由はLサイズのマジックヘッド(R13)の中に収納できる大きさで最も重たいシンカ−を使いたいからです。鉛のシンカーではタングステンの半分の重さしかありません。

3本のシャンクには、それぞれヘアーライン社のラビットストリップ(全43色)を、ハックルのように巻き付けています。ヘアーライン社のマテリアル・クランプ(ラージ)で挟んでおいたラビットストリップのファイバー部分を2本のユニ社の#3/0・スレッド(ワックス付き)の間に挟み込み、スレッドをダビング・ツイスタ−で撚ってからシャンクに巻いています。なおラビットストリップの皮の部分は、マテリアル・クランプ(ラ−ジ)で挟んだ後に全てカットします。ボディ部分を簡単に作りたい場合は、ラビットストリップの代わりにヤミー(全7色)などのシンセティック・ハックルを3本のシャンクにそれぞれ巻いて作る事もできます。



《マジック・ヘッドを使ったタイイング方法のご紹介:マジック・ヘッド・ミノー編》

(1)最初にマジック・ヘッド(Lサイズ)をスレッドでフック(TMC811S #2/0)にしっかりと固定します。スレッドにはユニ社のモノ・スレッド(クリアー:M)を使いました。

(2)次にテールおよびボディとなるエンリコ社のEPファイバー(ホワイト)を適量取り付けます。EPファイバーは少量でもボリュームが出し易く最適なマテリアルです。

(3)エンリコ社のEPファイバー(ホワイト)の上にフラットで透明なヘアーライン社のアイスアブー(クリアー)を少量取り付けます。

(4)ヘアーライン社のアイスアブー(クリアー)の上に同社のミノーベリー(UVパール)をアクセントとして少量取り付けます。

(5)更にヘアーライン社のミノーベリー(UVパール)の上にヘアーライン社のアイスアブー(蛍光イエロー)を取り付けます。

(6)アイスアブー(蛍光イエロー)の上にヘドロン社のウイングフラッシュ(蛍光チャートリュース)を取り付けます。

(7)ヘッドにエンリコ社のEPファイバー(ホワイトとチャートリュース)をスレッドで作ったダビングループの中へ挟みます。

(8)スレッドで作ったダビングループの中へ挟んだEPファイバーをマジック・ヘッドの後側に巻き付けヘッドを作ります。

(9)EPファイバーで作ったヘッドをヘア−コ−ムでとかしてから、余分なファイバーなどがあればシザーズでカットしてヘッドを整形します。

(10)ヘッドの両側にヘアーライン社のホログラフィック・ドームアイなどの目玉を貼り付けて完成です。

(11)マジック・ヘッドを前方にすれば不規則に揺れる動きも演出できます。柔軟性もあり、回転しずらくなりました。

(12)マジック・ヘッドを、後方に折り返しました。より大きなプロフィールを作り出すほかに、フライのアイの部分が保護されます。


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